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真冬の北海道にヒッチハイクで行った話(東京理科大編)

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真冬の北海道にヒッチハイクで行った話(本州編) - 求職による求職ブログ

 

本州では様々な人に会った。稚内(日本最北端)や沖縄で勤務した海上保安官、少年院の教師、全国の下道を走破した人など面白くて寛大な方々に乗せて頂いた。エピソード1つ1つがまた面白かった。

 

さて、朝6時に函館に到着。函館は夜景とGLAYラッキーピエロで成り立っている町なので冬はまだ薄暗い。明るくなるまでフェリーターミナルでゆっくりし、車もいなさそうなのでタクシーで温泉へと向かった。

 

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今日の目的地は函館から100km程離れた長万部(おしゃまんべ)だ。ここには東京理科大学基礎工学部のキャンパスがある。東京理科大学の基礎工学部は「大自然の中でのびのび勉強しよう」をモットーに1年間北海道にほっぽり出されるのだ。ここに予備校時代の友人が幽閉されている。

 

余談だが僕の周りの理科大生は変なやつが多い。彼女のブラパットを盗んで致したことがバレてガチギレされ雨の中投げ捨てた人、

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(そうは言ってもシリコンバレーで留学しエンジニアとして活躍している)

昨年の取得単位が4単位で今年70単位取らないと卒業できない人、

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(二日酔いに苦しむ様子。今日も元気に千代田線で進捗率がにぶいレポートを仕上げている)

就活をろくにせず研究室の推薦でキー○ンスを超える高収入ハードワーク大手企業に決まって後悔している人(画像なし)、様々だ。

 

雪景色を見ながらの気温氷点下の露天風呂はとても良かった。お風呂を上がり、休憩室で2時間くらい寝てから温泉を後にした。

時間は朝10時、気温はマイナス2度。日差しが強く、風もなかったのでそこまで寒く感じなかった。

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(函館の金森赤レンガ倉庫)

 

函館を散策した後、東京理科大学基礎工学部長万部キャンパスへ向けてヒッチハイクを開始した。

開始30分以内で道内1台目の方に拾ってもらった。当時北海道新幹線開通間近で、まだオープンしていない新函館北斗駅を見せてもらったりしながら森駅で降ろしてもらった。ここのイカめし弁当が本当に美味しかった。

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森駅から少し離れた国道でヒッチハイク再開しすぐに車高が低い車が停まって乗せて頂いた。この人がまあまあ個性が強かった。なんと少年院卒である。まさか2日連続で少年院の教員と生徒に合うとは思ってもみなかった。しかもBGMはHoneyWorks、助手席は短大生の彼女。情報が多すぎる。

 

運転も個性が強かった。北海道の下道はほぼ直線なので、平均時速80km/h。片側一車線なので少しでも遅い車がいるとすぐ詰まる。この日も前にクレーン車が走っていて自分達の車との間に6台車がいた。するといきなりごぼう抜きをし始めた。対向車と正面衝突する寸前でクレーン車の後ろに入ることができ、間一髪で間に合った。正直肝が冷えた。

 その後も続く。片側2車線道路の交差点で両方1台ずつ信号待ちをしていて、運転手が「どっちの車線にいたら速いと思う?」と聞いてきたので僕は「右車線ですかね?」と答える。答えは真ん中だった。衝撃すぎた。

 

そんなこんなで長万部に到着。お礼を言い、車を後にして長万部名物のカニ飯を食べた。

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無事に理科大に着き、お風呂も貸してもらえその日はぐっすり眠りについたーf:id:gmaeda:20180719101210j:image

(長万部は吹雪が吹いていた)

 

○昨年4単位の人が書いた記事はコチラ

「進級に必要なのは、"心配"だ。」限界理科大生が語る、留年の真相|ヤマギシカナタ|note