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真冬の北海道にヒッチハイクで行った話(札幌編)

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真冬の北海道にヒッチハイクで行った話(本州編) - 求職による求職ブログ

真冬の北海道にヒッチハイクで行った話(東京理科大編) - 求職による求職ブログ

いよいよ目的地である札幌編だ。ワンチャン稚内宗谷岬(日本最北端)まで行けるかな〜〜という淡い期待があったが見事に砕け散った。札幌に到着した後、電車で札幌と旭川の間にある滝川駅の様子を見に行ったのだ。

 

除雪されてこの状態である。お話にならない。

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やってきた電車もこの始末。よく走れるな。

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改めてここの場所を確認してみよう。

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稚内宗谷岬が到底無理なのは義務教育を終えていない方でも容易に想像がつくだろう。折り返し電車が来るまで室温0度の待合室で40分ほど待つことになったので上野クリニックの真似でもしておいた。

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東京理科大長万部キャンパスの学生は本当に個性が強かった。

寮が3つ(呼び名はAクラスタ、Bクラスタ、Cクラスタ)あるのだが僕がお世話になったCクラスタは他の生徒達からはゴミクラスタと呼ばれるほど騒がしく、雪がこんもり積もった庭に上裸でダイブして誕生日を祝ったり談話室でウイイレで遊んだりして自由そうだった。

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(理科大生のスマホ)

ちなみにお隣のBクラスタは寮内で坊主頭にするのが流行してるらしい。気でも狂ってるんか

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(こんな所に上裸でダイブするのである)

そんなこんなでお世話になり長万部を出発。天気は大雪。

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途中「函館(逆方向)だったら乗せれるよ!」と声をかけてもらいながらも漁業組合の人に拾ってもらい、小樽の手前にある余市まで乗せてくれた。北海道は寒いが人は本当に温かい。ここ余市ではウイスキーを生産していて、工場も見学でき、無料の試飲までできる。

余市から札幌まではすぐだった。冬季オリンピックにも使われた国際スキー場など案内してもらいながら無事に札幌に到着した。

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(ちょうど札幌雪まつりも開催していた)

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大通りのテレビ塔を見てすすきののネットカフェで深い眠りについた。いよいよ南下して苫小牧方面へと向かう

真冬の北海道にヒッチハイクで行った話(東京理科大編)

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○前記事はコチラ

真冬の北海道にヒッチハイクで行った話(本州編) - 求職による求職ブログ

 

本州では様々な人に会った。稚内(日本最北端)や沖縄で勤務した海上保安官、少年院の教師、全国の下道を走破した人など面白くて寛大な方々に乗せて頂いた。エピソード1つ1つがまた面白かった。

 

さて、朝6時に函館に到着。函館は夜景とGLAYラッキーピエロで成り立っている町なので冬はまだ薄暗い。明るくなるまでフェリーターミナルでゆっくりし、車もいなさそうなのでタクシーで温泉へと向かった。

 

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今日の目的地は函館から100km程離れた長万部(おしゃまんべ)だ。ここには東京理科大学基礎工学部のキャンパスがある。東京理科大学の基礎工学部は「大自然の中でのびのび勉強しよう」をモットーに1年間北海道にほっぽり出されるのだ。ここに予備校時代の友人が幽閉されている。

 

余談だが僕の周りの理科大生は変なやつが多い。彼女のブラパットを盗んで致したことがバレてガチギレされ雨の中投げ捨てた人、

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(そうは言ってもシリコンバレーで留学しエンジニアとして活躍している)

昨年の取得単位が4単位で今年70単位取らないと卒業できない人、

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(二日酔いに苦しむ様子。今日も元気に千代田線で進捗率がにぶいレポートを仕上げている)

就活をろくにせず研究室の推薦でキー○ンスを超える高収入ハードワーク大手企業に決まって後悔している人(画像なし)、様々だ。

 

雪景色を見ながらの気温氷点下の露天風呂はとても良かった。お風呂を上がり、休憩室で2時間くらい寝てから温泉を後にした。

時間は朝10時、気温はマイナス2度。日差しが強く、風もなかったのでそこまで寒く感じなかった。

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(函館の金森赤レンガ倉庫)

 

函館を散策した後、東京理科大学基礎工学部長万部キャンパスへ向けてヒッチハイクを開始した。

開始30分以内で道内1台目の方に拾ってもらった。当時北海道新幹線開通間近で、まだオープンしていない新函館北斗駅を見せてもらったりしながら森駅で降ろしてもらった。ここのイカめし弁当が本当に美味しかった。

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森駅から少し離れた国道でヒッチハイク再開しすぐに車高が低い車が停まって乗せて頂いた。この人がまあまあ個性が強かった。なんと少年院卒である。まさか2日連続で少年院の教員と生徒に合うとは思ってもみなかった。しかもBGMはHoneyWorks、助手席は短大生の彼女。情報が多すぎる。

 

運転も個性が強かった。北海道の下道はほぼ直線なので、平均時速80km/h。片側一車線なので少しでも遅い車がいるとすぐ詰まる。この日も前にクレーン車が走っていて自分達の車との間に6台車がいた。するといきなりごぼう抜きをし始めた。対向車と正面衝突する寸前でクレーン車の後ろに入ることができ、間一髪で間に合った。正直肝が冷えた。

 その後も続く。片側2車線道路の交差点で両方1台ずつ信号待ちをしていて、運転手が「どっちの車線にいたら速いと思う?」と聞いてきたので僕は「右車線ですかね?」と答える。答えは真ん中だった。衝撃すぎた。

 

そんなこんなで長万部に到着。お礼を言い、車を後にして長万部名物のカニ飯を食べた。

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無事に理科大に着き、お風呂も貸してもらえその日はぐっすり眠りについたーf:id:gmaeda:20180719101210j:image

(長万部は吹雪が吹いていた)

 

○昨年4単位の人が書いた記事はコチラ

「進級に必要なのは、"心配"だ。」限界理科大生が語る、留年の真相|ヤマギシカナタ|note

 

 

真冬の北海道にヒッチハイクで行った話(本州編)

試験期間に書いている。正直これどころではない。レポートや卒論、試験勉強などやらなければいけないことはたくさんあるが人間はついつい優先順位が低いものからやってしまいがちだ。

今回は埼玉から青森港までの過程を時系列で書いていく。

ヒッチハイクスタート。北海道へ

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大学1年の2月1日、埼玉の岩槻インター手前から北海道へ向けて出発。手段はヒッチハイクのみ。

岩槻インターから途中の青森港まで車でノンストップで行ったとしても8時間弱。長い道のりになりそうだ…

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午前10時。天気は晴れ。

ヒッチハイク開始しからなんと30分足らずで1台目の車に乗せて頂いた。乗用車の方で高速使わないのにわざわざ自分達のために近くの蓮田SAで降ろしてくれた。とても優しい方で埼玉県の印象が360度回った(?)

そんなこんなでトントンと優しい方達に乗せて頂き、宮城県は仙台の菅生PAに到着。時間は午後4時でとても良いペース。しかしまだあと300km以上ある…東北は広い…

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東北はここからが厳しくなる。仙台方面の車が大多数で岩手・青森方面に向かう車が激減するのだ…確かに菅生PAで親指を立てて1時間、ほとんど仙台ナンバーだった。途中優しいOLさんからコーヒーを頂き身も心も温まりながらも、ついに帰宅途中のサラリーマンに拾ってもらい、仙台から脱出した。

 

トラックドライバーとの出会い

仙台と宮城県の県境あたりの長者原SAに到着。時間は午後6時頃、気温は2度。結論から言うとここでは2時間半程拾ってもらえなかった。仙台過ぎたあたりから東北道では車が激減し、積雪も多くなり始めていた。比較的大きめの長者原SAもガラガラで物静かな雰囲気だ。

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(イメージとしてはこんな感じ)

車はいるがほとんどは「青森までお願いします」と書かれたスケッチブック見てがんばり〜と声掛けてくれたりスルーされたり…

 

午後8時半、気温は0度。寒いし疲れたし誰もいないわで今夜の野宿を決めようとした時、背後から「乗せてっちゃろか?」

振り返ると1人の男性。東京本社から空荷で青森へ帰る途中の10tトラックドライバーだった。

生まれて初めて大型トラックに乗るのだが予想以上に大きかった。地面から運転席の床まで170cmくらいで階段を3段ほど登って乗車させて頂いた。本来寄らない青森港まで乗せていってくれるという本当に優しい方だった。

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(東北道青森県内。青森に入ってから雪が激しくなり積雪量も増えた)

トラックドライバーといろんな話をしながら気づけば午前0時、青森港に到着。気温はマイナス6度。ガタガタ震えながらトラックドライバーさんに深くお礼を言い、別れを告げたー

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午前10時に埼玉の岩槻を出発し、14時間かけて青森港到着。ヒッチハイクして思ったが拾ってくれる方は全員特段に優しいか、頭がおかしい(褒め言葉)くらい面白い人だった。普段生活していたら一生会うことはなかったと思うとこの旅をして良かった。拾ってくれた方々本当にありがとうございました。

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午前2時青森港発、函館行きのフェリーの前で写真を撮り、船内で眠りについたー

 

前記事はこちら↓

ヒッチハイクのやり方

真冬の北海道にヒッチハイクで行った話(準備編) - 求職による求職ブログ

真冬の北海道にヒッチハイクで行った話(準備編)

 

「…北海道行きてぇな…」

大学1年の冬、ふと思った。友人との電話で約2分ほどで厳冬北海道までヒッチハイクで行くことが決定した。九州出身の僕にとって真冬の北海道に対して「雪多くて綺麗なんやろな」くらいの、お花畑全開で捉えていた。

 

当時の思い出を風化させないためにもブログに残しておこうという思いで書いている。その前に、ヒッチハイクをしてみたい行動力の化身のような大学生も少なくないと思うので今回の記事では準備編としてヒッチハイクをしてみたい!でもどうすれば?」というような内容をまとめていく。

 

ヒッチハイクは「場所」と「時間」が肝

ヒッチハイクは何度か経験しているが、高速に乗るまでが本当に難しい。高速道路は長距離を走る車が多いが下道は短距離を走る車がほとんどでスルーされることが多いからだ。

下道からヒッチハイクをする際は

インターチェンジ手前

②バス停のような凹みがある場所

がオススメだ。高速道路に向かう車が多いかつ車が停まりやすい場所が良い。

 

東京近郊に住んでいるのであれば西日本方面へ向かう場合は東名高速道路東京インター付近のマクドナルド用賀店が①と②の条件を満たしている。しかし、ここはヒッチハイクの聖地(笑)と言われもはやタクシー乗り場状態になってるのでオススメはしない。

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東北方面に向かうのであれば東北自動車道岩槻インター付近のニトリ岩槻店あたりが上記の条件を満たしていると言える。ここは自分で探したのもあって割と穴場のようだ。

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ヒッチハイクする際はあらかじめ主要高速道路付近の道路のくぼみをストリートビューで探しておこう!ちなみに高速道路に乗れたら大きめのサービスエリアで降ろしてもらおう。トイレと自販機しかないような小さなパーキングエリアだと車の台数が少なく地獄を見ることになる。

実際に友人はそれで大雪の中暖房のないサービスエリアの待合室で野宿する地獄を見ている。ヒッチハイクで上手く行くか行かないのかの分かれ目はこういう「場所」で決まる。

 

もう1つ大事なことは「出発時間」である。サルでもわかる当たり前の話だが出発が遅ければ到着も遅くなる。夜になるほど車の台数も減るので難易度が上がり、最悪野宿なんてこともありえる。僕はサル以下なので寝坊した。

 

要するにヒッチハイクでうまくいくコツは車に乗せてもらう確率を上げることだ。困った時は車に乗せてもらう確率を上げるにはどうすれば?と考えるとうまく行きやすいのではないだろうか。良い場所だと必ず30分以内、運が悪くても1時間以内には停まってくれるので何時間立っても停まってくれない…なんてことになったら原因を探してみるといいだろう。

 

行き先の書き方

ヒッチハイクの行き先は隣の県あたりを書くことをオススメする。現在地から遠い行き先だと一気に行けるが台数も少なく、結果として時間がかかる。近い距離でもたくさんの人に乗せてもらって多くの出会いを楽しんだ方が思い出にも残りやすいのではないだろうか。ちなみに、文字はドライバーに見やすいよう太字で書くことが大事。小学生の時に習ったレタリングがここで初めて活きる人も多いのではないだろうか。

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行き先の他にお願いします!の一言も付け加えると快く乗せてもらえる確率も上がるだろう

 

次回は自分の体験談として埼玉〜青森の本州編をまとめていこうと思う。

 

 

 

2年間アルバイトしたベンチャー企業をリストラされた話

 

「明日から来なくていいよ」  

頭の中が真っ白になった。経営不振によるリストラらしい。

食費5万、バイクローン3万、電気代の支払い延滞を抱えている僕にとって月収10万円のシフトを全て白紙化されたのはとても痛かった。

社長と電話をしながらこれからどう生活していくのか考えていた―

バイト先のベンチャー企業は良い会社ではあった。お洒落なオフィス、一脚3万円の座り心地の良い椅子。

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ドリンクバーもあるので仕事中好き放題ジュースが飲める。炭酸水しか飲んでなかったが。

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誕生日には自分のために祝ってくれたりした。こんな良い会社で時給1400円もらってたから今回のリストラはとても痛かった。

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まだ大学1年生や2年生の人はぜひベンチャー企業でアルバイトして欲しい。3年生でも遅くはないかな、4年生はまあアレだ、アレ。飲食店や塾講で働くよりは遥かに有意義な時間だったと思う。

 

前置きが長くなったが今回は「ベンチャー企業の見つけ方」について書いていこうと思う。決してツイッターの意識高い系アカウントに付いて行ってはいけない。以前「おいしい話がある」って付いて行ったら知らないおっさんがいてセミナーの入会費10万円を請求されそうになったからだ。

 

それはさておき、ベンチャー企業の求人サイトはいろいろあると思うが僕が使っていたのはWantedly(https://www.wantedly.com/)だ。

〇アルバイトするべきベンチャー企業の特徴

1.社長と役員合計で2人しかいないような出来たてホヤホヤのベンチャー企業

2.自分が興味ある業界

3.金融(投資系、ローン絡み)、不動産

<理由>

1.アルバイト第1号として重宝される。僕の場合は大阪や名古屋での出張に連れて行ってくれたりもした。社長や役員は大体行動力MAXなので体験談など色々教えてくれる(ここでタダ同然の給料とかだったらさっさと辞めて次を探そう)

2.理想と現実のギャップなど、自分が興味ある業界のことについて良くも悪くもよく知れる。

3.興味ある業界ならぜひ金融や不動産に関わる企業をおすすめしたい。こういったお金まわりは誰も教えてくれないし、知らないと損をする(騙されたりする場合も)からだ。バイトなら金もらいながら勉強できるから最高だと思う。

 

学生時代会社で働いた経験は就活でも強みになるし正社員になってからも活きるので長いようで短い4年間を無駄にしないためにも「ベンチャー企業でアルバイトしてみる」という選択肢を選んでみてはいかがでしょうか。